エアバックのタカタ倒産可能性が上昇|2015年11月~12月を乗り切れるか

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エアバックのタカタが倒産の危機に立たされています。

タカタと親密な付き合いをしていたホンダは今後販売する新モデル車に、タカタ製の主要部品を使ったエアバッグを搭載しないと宣言しました。

これに続くようにトヨタや日産もタカタのエアバックを使用しないことを発表しました。これによってタカタが倒産する可能性が大きく上昇しました。2015年内にも倒産の声が囁かれています。

エアバックのタカタ倒産可能性が上昇

11月3~4日、自動車部品大手タカタの欠陥エアバッグ問題で、米運輸省のタカタに対する制裁金の発表がありました。

こちらは欠陥エアバッグのリコールに関する報告遅れなどで、最大2億ドル(日本円にすると約242億円)の民事制裁金を支払うことで合意したと発表しました。ちなみにこの金額は1社に科す罰金としては過去最高額となります。

タカタは、支払いが確定した7千万ドルを4~9月期に特別損失として計上し、残り1億3千万ドルは合意に違反した場合などに科される。

この罰金はタカタにとって大きなダメージですが、さらに追い打ちをかける出来事が発生します。

タカタの主要取引先であるホンダは3日、新型車にタカタ製のガス発生装置を使用しないことを決めたと発表しました。この「タカタとホンダ」は過去に共同でエアバッグを開発してきた歴史があり、親密な関係といえる間柄でした。

ホンダが絶縁を突きつけた理由は事故原因究明に向けてタカタから提供された資料の一部に「虚偽報告」があったとのことです。米国で信頼を落としたタカタなので、ホンダは今後の世界での活動を考慮して絶縁状を叩きつけた結果となりました。

問題は更に広がります。

トヨタに日産、三菱自動車が相次いでタカタの製品を使わないことを宣言しました。

タカタ側のコメント

「過去に試験結果報告の抜け漏れや不正確なものが含まれていたことを認識しており、深く反省し、真摯に受け止めている」

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倒産の可能性が上昇

倒産の可能性についてですが、実は以前から噂されていました。

しかし今回の件で可能性が高まったといえます。株価もストップ安で、不安が広がりますね。

倒産についてですが、タカタはこの騒動の前まで順調に事業をしており、エアバッグが駄目でもその他の分野で生き残ることが可能であると言われていました。また、東証1部上場の会社なのでそう簡単に倒産はしないと考えている人も多いでしょう。

ただ、可能性を見るのであれば楽観視はできないでしょう。

山のような在庫があり、新規の新製品がなくしかも今後は提供できるのかわからない状況。信頼は地に落ちている状態なので、今後の事業は上手くいかない可能性があります。

2015年内に何かしらの手を打たなければ倒産という道も見えてきます。

ホンダ、トヨタなどの企業が今後使わないことを発表していますし、他のメーカーもこの流れに続けばタカタの存亡は危ういでしょう。

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