ギリシャがユーロ圏を離脱せず残留濃厚|条件付きで支援を開始する見込み

ユーロ圏から離脱もありえたギリシャですが、残留が濃厚になりました。

EUのユーロ圏19カ国は首脳会議を開きギリシャに対する新たな金融支援をめぐって、支援交渉を再開することで合意しました。

これによってギリシャに支援する可能性が出てきました。支援総額は最大860億ユーロと見込まれています。ひとまずユーロ圏からの離脱を回避したと思っていいでしょう。

ただし、結構条件が過酷とみられています。

ユーロ圏を離脱せず残留濃厚

ユーロ圏を離脱せず残留濃厚の見込みが叫ばれ、ユーロ圏から離脱する可能性もあったギリシャ。

しかし今回の支援交渉の再開で離脱危機は脱しました。

協議を終えたチプラス首相も「350億ユーロの成長パッケージと債務再構成によりギリシャのユーロ離脱は過去のものになった」と述べました。さらにチプラス首相はつづけ、今回の合意が新たな投資を呼びこむとしました。そして、ギリシャが景気後退から抜け出して好景気になるとの見方も示しています。

支援内容もギリシャの緊縮策も不明ですが、ギリシャにとっては楽な条件ではないでしょう。実際にEU大統領は厳しい条件が追加されると発言を残しています。

チプラス首相の首脳会議後のコメント

「合意は困難なものだが、国有資産の海外への移転は阻止したし、信用逼迫と金融システム崩壊を引き起こすような計画も回避した。ギリシャが自立でき、ギリシャ国民が闘い続けることができるような合意に向けて最後まで闘った」

と説明しました。

ただ、譲歩したのはEU側でしょうか。

ギリシャが支援をもぎ取ったという表現をしたほうがいいでしょうかね。EU側としてはギリシャに抜けてほしくないのでこういった決着にした、ということでしょう。

問題を先送りにしたという印象も受けます。

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ギリシャ国内の反応

今回の支援についてですが、ギリシャ国内では不満が噴出しています。

増税などもあり、欧州からの要求に怒りをあらわにしました。

EU側の「厳しい条件」ですが、これはギリシャ国民にとって考えられなかったもののようです。しかしギリシャ国民は自分たちの置かれている状況に諦めの感情があるようですね。

確かにここまで国が危機に陥ったのは自業自得なので当然でしょうかね。

とはいえ、あの国民投票が無意味になってしまいましたね。あの時に受け入れる支援案と今回の案ではそれほど大差あるわけではないでしょうし、むしろ今回のほうがキツイのではないでしょうか。

この条件が履行できるか不明ですが。

 

ねねねの一言

ギリシャのユーロ離脱は、ユーロ圏諸国のどの国にとってもマイナスです。

こうなることは正直予想していました。離脱されたら他の国々にとっても大きなデメリットがありますね。インフレになることは必至です。そうなったら経済的に不安定なイタリアにスペインなども離脱となる見通しです。

これでは機能しなくなりますからね。しかし、今後はイバラの道です。

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