ギリシャ危機とは?わかりやすく簡単に説明していきます

当ブログでも何度も紹介したギリシャ問題。

しかしこのギリシャ危機ですが、いまいちよくわからないという人もいると思います。そもそもギリシャが困窮している原因だったり、その後の国民投票だったり、気が付いたら色々な展開がされて「とにかくギリシャが危機に瀕している」と思っている人もいるでしょう。

今回はわかりやすくギリシャ問題について説明していきたいと思います。

どうしてギリシャはここまで危機を迎えてしまったのでしょうか。

わかりやすく説明

どうしてギリシャ危機がここまで追い込まれてしまったのか。

この問題については実はかなり以前からのことです。危機に陥っていると明らかになったのは国家の「粉飾決算」がその時でした。ギリシャはユーロに加入していますが、その前から問題を抱えていました。

ユーロに加入するには、財政赤字はGDPの3%以内という定めがあったのです。

しかし、ギリシャは嘘をついて参加したというわけです。GDP比で12.7%もの財政赤字がありました。政権交代の際に明らかになったことであり、わかりやすく言えば「ずっと赤字だったのを黙っておいた」わけです。

でも、赤字になった原因は?

その要因が2つあります。

不景気

1つはこの不景気ですね。

日本でも他の国でもそうですが、経済は必ず波があります。景気がよくなることもあれば、景気が低迷することもあります。これは常識ですね。

そこでギリシャの政治家は財政出動をしました。つまりはいっぱいお金をバラまくというわけです。

政府としてはこれで市場にお金が回ることで景気がよくなり、税収が増えるだろうと考えていました。公共投資をし、景気を回復させるためにお金を借金してあれこれ画策しました。

しかし景気は低迷したまま。

大量の借金が残ってしまいました。その中でも2004年のアテネオリンピックが印象的でしょう。大きなスタジアムを建設しましたが、オリンピックでは予想していたほどの収益が見込めずにさらに低迷します。

公務員と年金

こちらもテレビやニュースで問題になっているので知っている人が多いでしょう。

ギリシャでは働く世代の25%あまりが公務員です。しかも定年後の年金は現役の時と大差ない額が支給されていました。これではどこかで限界が来るのは当然です。

それが2015年にやってきたわけですね。

ただでさえ借金苦だったのに、公務員に対する待遇が足を引っ張るという形になりました。それを隠しながらユーロに加入していたわけです。

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ギリシャ危機の更なる問題

上記のようにギリシャは2つの問題に悩まされていました。

当然のように、借金は返さなければならないわけですがお金がないのがギリシャです。そこでギリシャの人々は考えました「そうだ、別の国からお金を借りて借金を返せばいいじゃない」と。ありがちな発想ですね。

俗に自転車操業と呼ばれる方法です。

この方法なのですが、実は日本もそうですね。それだけじゃなく世界中で多くの国が行っています。しかし、自転車操業ができるのは「返ってくる保障があるから」です。信頼があるからこその方法です。

日本にはそれがあるものの、ギリシャは嘘をついてユーロに加入しています。その後もいろいろな国から借金を重ね、2015年7月には差し伸べられた支援案を国民投票で断りました。この支援案もざっくりいえばギリシャの年金などをカットして、少しずつ借金を返していこうというものでした。

そして、現在に至ります。

最後にわかりやすくまとめましょう。

ギリシャが不景気になる
   ↓
不景気から脱するためにバラまきするも効果なし
   ↓
嘘をついてユーロに加入
   ↓
2009年に政権交代して赤字が判明
   ↓
いろいろなところから支援を受けるも限界を迎える
   ↓
チプラス新内閣が誕生し、財政危機を脱する財政緊縮案を提案される

国民投票でこの案を否決

そして現在に至ります。

今後のギリシャについての動向は不明です。ユーロ脱退もありますし、それ以外に救われる道も残っています。その道とは別の国から支援を受けることですね。どうなっていくのか見守りたいと共に、日本もこうならないように頑張らなくてはいけないです。

 

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