フィリピン大統領が中国の習近平国家主席と会談|米国には「さよなら」告げる

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フィリピンの中国接近が止まらない状況となっています。

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は現在訪中しているのですが、その訪問先で行ったスピーチで、同盟国である米国に「さよならを言う時が来た」と発言しました。

米国と強いつながりがある日本にとっては他人事のようですが、そうともいえないでしょう。

フィリピン大統領が習近平国家主席と会談

中国を公式訪問しているフィリピンのドゥテルテ大統領は中国の習近平国家主席と北京で会談しました。

この2国といえば南シナ海の問題で揉めていた経緯がありますね。所有権をめぐって対立しており、仲裁裁判所判決の判決に中国は不満をあらわにしています。

首脳会談ではこの問題を棚上げし、関係改善を優先することで双方が一致しました。

ドゥテルテ大統領は4日間中国を訪問しており、滞在中に米国離れ・中国寄りの姿勢を明確に示すと考えられます。特に米国離れについては19日に行われたスピーチで「米国とは長い間同盟を組んできたが得るものはほとんどなかった。さようならを告げる時が来た」と過激な発言をしています。

習主席側=中国とフィリピンは同胞であり、双方は争いに適切に対処できる

ドゥテルテ大統領側=両国の結束のルーツを容易に断ち切ることはできないと述べ

このように両国関係改善に向けて意欲を出しています。

フィリピンとしては同盟国の米国と距離を置き、中国との関係改善をはかるようですね。東南アジア諸国連合以外の初訪問国として中国を選択したのは強い意味合いがありますね。それでなくとも中国とフィリピンは南シナ海の問題で争っていただけに、この訪問が持つ意味合いは大きいといえるでしょう。

今回の訪問と米批判を受け、米比同盟が揺らぐことは間違いないでしょう。

フィリピンとしてはどうなのでしょうかね?

南シナ海の問題では争っている両国ですが、関係が修復されれば争いではなく別の解決法が模索されるでしょう。そして、フィリピンと米国の同盟にはヒビが入ることになりそうです。

今後は「フィリピン、中国、米国」の3か国の動向から目が離せないです。

この問題は日本にも少なからず影響が出るでしょう。フィリピンにとって日本は最大の援助供与国となっており、とても関係の良好な国です。しかし日本と米国は非常に親密なため、この辺りで微妙に関係が悪くならないことを祈りたいですね。

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