ヘイトスピーチとはどういう意味か|表現の自由はどうなる?

昨今聞く機会の多い”ヘイトスピーチ”という言葉。

この言葉の意味をご存じでしょうか?

規制とか表現の自由とか言われており、厳密にどういった意味がある言葉なのか理解できないという人もいますね。禁止法案も叫ばれており、いろいろと注目を集めています。

今回はこの”ヘイトスピーチ”について説明していきたいと思います。

ヘイトスピーチとは?

このヘイトスピーチというのは実のところ厳密な定義が存在しないのです。

人種差別、男女の差別、宗教的な差別といった外見に宗教などを理由に、暴力や差別的行為を煽動したりすることです。簡潔にわかりやすくいえば「差別的な言動のこと」ですね。

ただし、スピーチと付くので厳密には言動だけではないです。

差別的な意図をもって相手を馬鹿にしたり、相手を貶めたり、相手を侮ったり、そういった”憎悪表現”のことです。

悪口のように感じますが、ちょっと意味合いが異なります。悪口はヘイトスピーチにはあたらず、対象への明確な差別的な意図に基づく暴言や差別的行為を扇動する言動などをさします。相手が嫌いだからという悪口ではなく、明確に悪意を持って貶めるのがヘイトスピーチです。

いい使われ方はしない言葉ですね。

差別的な憎悪感情の表現ということで、ヘイトスピーチを規制する動きが全世界的に広がっています。先進国の中ではアメリカと日本は法的に規制していない数少ない国となっています。ちなみにこの言葉は1980年代のアメリカで使われるようになったもので、それから国内に伝わってきました。

しかし、日本でも規制という声がチラホラ出ていますね。今後はどうなるのか不明なので、追っていきたい問題でもあります。

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表現の自由を侵害する?

ヘイトスピーチを規制するという話になると必ず出てくるのが「表現の自由」に関する問題です。

上記のようにヘイトスピーチは差別的な言論だったり、考え方だったりするわけです。しかし、これは表現の自由を侵害するのではという意見も出ています。

この辺りについては非常に微妙です。日本国内では法案で禁止されてはいないのですが、先進国の中では大半が規制されています。日本が遅れているという見方もできますし、表現の自由を守っているという表現もできます。

長く曖昧な線引きに立たされていましたが、最近ではこのヘイトスピーチに対して国連から勧告がありました。

国連の人種差別撤廃条約は、日本を含む177カ国の締約国に処罰などを求めている。

要するに、日本に”法律でヘイトスピーチを規制しろ”といった勧告ですね。

この勧告に関してどう対応するかは未だ未定です。

最近では安保法案で揺れている日本ですが、このヘイトスピーチに関しても白黒を付けなければいけないでしょう。避けて通れない問題といえるでしょう。

表現の自由を侵害するのか、という点については協議が必要でしょう。個人個人で考え方の分かれるところなので、答えの出しにくい問題といえるでしょう。

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コメント

    • 匿名
    • 2018年 8月 18日

    勉強になりました。

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