ユーロから脱退もある|ギリシャの今後はどうなるの?

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ギリシャで行われている国民投票。

個人的に「賛成されるだろう」と考えていた私の予想は見事に外れてしまい、反対になる見通しです。

正直なところ「結局は緊縮策を受け入れる」と思っていたのですが、こうなるとは予想外でした。世界的にも予想が外れたという方が多かったようで、びっくりしているというのが本音です。

ギリシャの人たちは今後も同じ生活水準で行けると思っているのでしょうか?

信じられない気持ちでいっぱいですが、ここでギリシャの今後について考えてみましょう。

ギリシャの今後

7月5日、チプラス首相が勝利宣言しました。

これを勝利と呼ぶとして、この先に何が待っているのかはもう不明です。はっきりいって今後のギリシャはとてつもない困難が待っていると考えて間違いないでしょう。

拮抗していた緊縮策を受け入れるか否かの国民投票。この国民投票では、金融支援と引き換えにEU側が求める緊縮策を受け入れるかどうかが問われました。受け入れ反対は全体のおよそ60%に上り、賛成を大きく上回ることが確実となりました。

今後ですが、政府はEU側と金融支援について協議を再開するとしています。

ただし、投票結果から態度を硬化させるのは確実であり、交渉は難しくなります。このまま支援を受けることができなければ、銀行の倒産など国内経済が混乱し、ユーロ圏離脱に発展する可能性も出ています。というか、おそらくこのままではユーロ圏を離脱する可能性が高いのではないでしょうか。

通貨がユーロから旧ギリシャ通貨である「ドラクマ」に戻ります。

ただし、この場合は事実上の財政破綻により、世界中の信頼をなくします。

実はギリシャは世界中からお金を借りまくっています。ユーロ圏を離脱するということは、既に借りたお金を返さないということですね。踏み倒された国は大激怒で、世界中の国々から非難を浴びることが確実視されています。旧通貨である「ドラクマ」が復活しても大暴落するということです。

通貨が暴落するということはインフレが起こります。食事などをする際に数百万ドラグマといった金額が必要になったり、野菜を買うにしても札束を山のように抱えてのお買いものとなります。

首相が国民と交わした年金を払うという公約もこれで楽々できるようになりますが、それくらいの金額はまるで役に立たないものとなります。数十万の年金は無意味となります。

最終的にはデノミとなります。

デノミとは、お金の価値が下がりすぎたのでお金の価値を新通貨にして仕切りなおすことです。

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問題はギリシャにお金を貸した国家

最大のポイントがここです。

ギリシャがもしユーロ圏を離脱したら、借金を踏み倒すことです。つまり損をするのは”ギリシャにお金を貸していた国々”という点ですね。これらの国々がもっとも投票を気にしていたところでしょう。

その国とは「スペイン、イタリア、韓国」あたりです。

すべての国々がすでに危険水域と言われており、ギリシャの財政破綻と同時に崩れてしまう可能性を秘めています。これは冗談でも何でもなく、現実として起こり得る可能性のひとつです。

そして、スペインとイタリアが崩壊したらユーロ自体も大きなダメージを受けます。

ユーロに多額のお金を貸している日本もその巻き添えを食う可能性があります。

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  1. 2015年 7月 06日

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