中国がスパイ行為を働いたとして日本人を拘束|反スパイ法とは?

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中国でスパイ行為を働いたとして日本人が拘束されていることがわかりました。

スパイという単語は日本に暮らす私たちにとって聞き馴染みのなものです。この唐突な報道について、菅義偉官房長官は「我が国はそうしたこと(スパイ行為)は絶対ない。これはすべての国に対して同じことだ」と明言しました。

中国には反スパイ法があり、これに引っかかったものとされています。

中国でスパイ行為の疑いで邦人拘束

中国東部の浙江省と東北部の遼寧省で日本人2人がスパイ行為に関わった疑いがあるとして中国当局にそれぞれ拘束されていることがわかりました。

この拘束ですが、2015年5月に発生しました。日本人の男性1人が中国・浙江省の沿岸部にある軍事施設周辺で、中国の反スパイ法を根拠に当局に拘束されました。こちらの男性は民間人で、日本から渡航して現地を訪れていて拘束は現在も続いています。

さらに同じくらいの時期に別の日本人の男性1人が中国東北部の遼寧省の北朝鮮との国境地帯でスパイ行為に関わった疑いがあるとして拘束されました。こちらも現在拘束中です。

2名が拘束中と話が出ていますが、実はもう1人拘束されているという話も出ています。

この辺りはまだ確認中で、今後の続報を待ちたいですね。

中国は何故このようにスパイの可能性があるだけで捕えるのでしょうか。

それは2014年11月に可決された「反スパイ法」に関係があります。

2015年に入ってから当局は取り締まりを強めており、アメリカ人の女性がスパイの疑いをかけられて半年前から中国当局に拘束されていることも明らかになっています。

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中国の反スパイ法

世界中の人々を取り締まっている中国の反スパイ法ですが、ちょっと理不尽ですよね。

今回の邦人拘束にしても理由は「スパイの疑いがある」というだけです。特にそういった活動をしていたという証拠もなく半年の拘束。菅氏はスパイ活動の事実はないと明言しています。

中国の反スパイ法によって拘束となりましたが、この反スパイ法は「スパイ組織やその指示を受けた者が国家の安全を脅かす活動を行うこと」など、スパイ行為を具体的に定義したものです。

反スパイ法の定義を簡単にまとめ

1、スパイ組織及びその代理人によって国家の安全を脅かすような活動を行ったり、指示したり、他人に資金を提供して行わせること

2、スパイ組織に参加したり、組織や代理人から任務を請け負うこと

3、スパイ組織や代理人以外の外国の機構、組織、個人により国の秘密や情報の窃取、売買、提供や国家工作人員が謀反を起こすよう扇動したり、勧誘したり、買収すること

4、敵のために攻撃目標を指示すること

5、その他のスパイ活動を行うこと。

この反スパイ法が施行されて当局が取締りや監視を強めており、疑わしい人々は拘束されるという事態に陥っています。公表されていないだけで拘束されている人はもっと大勢いると見られています。

しかしスパイをこれだけ取り締まっているということは、中国は他国のスパイに恐れを抱いているようですね。

何か目的があるのでしょうかね。軍事的な考えを起こしていなければいいのですが。

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  1. 2015年 10月 11日

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