
世界各地で広がるテロ。
日本でも共謀罪の設立について声が挙がっていますね。数年前から話題に上がっていたこの新設ですが、2017年現在でも設立すべきという声とそれに反対する声が挙がっています。
今回はこの共謀罪設立の賛否について意見をうかがいました。その内訳は「賛成3人、反対7人」となりました。
今回は賛成と答えた3人の方の意見です。
共謀が無罪だとは思えません
私は共謀罪設立に賛成です。
反対派の弁護士会の主張をネットで読みましたが、まったく賛同しようという気にはなれませんでした。具体的な結果に繋がっていない段階で罰するのは、心の中で思ったことを罰するのに等しい、という主張は通らないと思います。
犯行の意思を実際に言葉や行動に現わして他の人間と同調することは、「思い付き」を具体的な行動に移すための確実なステップです。また一人が犯罪を行う意思を示すことで、他の人間の意思決定に少なからず影響を及ぼすことは間違いがありません。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」の理論です。テロは未遂でも罰されますよね。具体的に犯罪の計画を話し合った人間が無罪だとは思えません。
その他の犯罪にも共謀罪は適用すべきだと思います。
「共謀罪」法案に関する一考察
難しい法律論議は分かりませんが、イメージ的には賛成です。
ISなどによるテロ行為は時と場所を選ばず、世界各地で警戒を要しています。幸いまだ日本では大きなテロ事件は行われていないものの、将来その危険が無いとは言えません。逆に言えば日本はテロの脅威を身近に感じる機会が無いままであるとも言えます。
この状況でテロの標的になった場合果たして未然に防げるのかどうか、難しいのではないかと懸念します。被害が出てからでは遅いので、「共謀罪」の法案を成立させることでテロに対する抑止力になるなら、必要ではないか思います。
4年後にはオリンピックがあります。テロの舞台には十分で、この時を狙われ実行されれば国際的にも大変なことです。表現の自由や人権侵害には当然配慮が必要ですが、憂いに対しては備えが必要だと思うのです。
共謀罪の設立にもちろん賛成です
共謀罪の設立について賛成です。
これだけ各国で頻繁にテロ被害がおきているなか、日本も一歩踏み出さなければなりません。特に東京オリンピックパラリンピックを控えているため、急いだほうがいいでしょう。ただ共謀罪の設立前に政府は、共謀罪を設立した場合の効果、重要性について国民にもっと説明したほうがいいと思います。
先日中国人数人が、空港で便の遅れに腹をたて、大きな声を出して暴れたりカウンターを飛び越えたりしたとき、空港職員の方はずいぶん甘い対応なんだなと思いました。日本人は平和ボケしていると思いましたし、この件に限らずもっと毅然とした対応をしていかなければならないと思います。
共謀罪設立反対派の人の意見も分かりますが、大規模テロが起こってからでは遅いのです。
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2017年 2月 03日
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