年金受給資格期間が10年に短縮|多数の人に意見を聞いてみた

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政府は9月26日の臨時閣議で、年金の受給資格を得るのに必要な保険料納付期間を25年から10年に短縮する関連法案を決定しました。

これは私たちの生活に関係する重要な法案ですね。

さて、今回はこの法案について意見をうかがいました。個人的にはなかなかに面白い法案で、どちらかといえば賛成ですかね。

これで文句はないだろう

25年から10年というのは、画期的な短縮だと思います。

少ないですが、20年以上支払って受給できていない人もいますからね。ただ、あくまでも少数者への配慮であり、本質的な問題は二つあります。

一つ目は、支払っていない未納者がたくさんいることです。

この人達は、カツカツの生活をしており、支払余力がないケースや免除や減免対象者であるにも関わらず、申請していない人々です。年金は、強制であり義務なのですが、未納者への徴収が、納付料の半分ぐらい掛かっているという問題もあり、そうする必要性があるのかという声は多いです。

もう一つは、国民年金受給額より生活保護費のほうが多いという問題です。

つまり、住宅が自己所有でなく、資産もない場合は、未納を続け、将来生活保護になる方が得だということなのです。消えた年金問題や結婚の手続き等で年金支払期間が短かったという人は、それなりにいます。そういう被害者の方々で25年に満たなかった人々は、スッキリという感じでしょうが、実質、支払い意欲がなく25年の期間を満たせなかった対象者に対し、救済がいったのかどうかというのは、難しいところに思います。

40年の支払期間に対し、25年間なわけですからね。

年金受給資格期間短縮に賛成

年金受給資格期間短縮ですが、賛成です。

安定した職業に就いている人にとっては無関係で意味のないことですが、人生の中で年金保険料を収めることが出来なかった人もたくさん居ると思います。今まで、「家庭の事情や仕事の事情で収入が激減したりして年金保険料を24年しか収められなかった人は、その24年分の積み立てた分はどこへ行ってしまうのだろう(理不尽)」と思っていました。

年金保険料はそのまま自分個人の積立金でないことは重々承知です。

でも、24年分の保険料ってけっこうな金額だと思うのです。それが全く1円も戻ってこないのはおかしいと感じていました。

私の義母は母子家庭で夫を育てていましたが、夫が高校生の時に体を壊して仕事(自営業)を辞めそれからは生活に余裕が無く、国民年金を途中から収めることが出来なくなりました。すでに65歳を過ぎ、今の段階でも月3万円ほどの年金が貰えるそうなのですが、納付した期間が25年に満たないために1円も貰えない状態です。

今も司法書士から生活保護を勧められる状態ですが、貯金が20万円ほどあるので、申請が通りませんでした。受給資格期間が短縮されて、義母のような人たちが少しでも生活が楽になれることは大きいと思います。消費税が上がっただけで年間支出が10万円以上上がるので、年金で月2、3万円の収入アップだけでも、生活がかなり助かります。

年金受給資格期間が10年未満の人は、今までに納めた保険料の一部でも良いから一時金として返金すれば良いと思います。

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年金の受給資格期間が短縮されたことについて

年金の受給資格期間が25年から10年に短縮されました。

これは個人的には賛成です。これまでは25年という長い月日が資格期間になっており、例えば24年11ヶ月まで納めていても、あと1ヶ月足りないばかりに支給されなくなっている人が出ていました。

これにより、約64万人が支給されるということで、これからは「払い損」が抑えられる可能性が高くなりました。

だから私は「どうせもらえないなら払わなくていいや」という人が出るのを防ぐ目的で受給資格期間を短くしたのは正解だったと思います。ただ、受給額には不満があります。25年とまではいかなくても、国民年金で月15万円ぐらい支給されていなければ、65歳を超えて一人暮らしはできないでしょう。

本来は国民年金だけで満足な生活が送れることが理想のはずなので、それを実現させるためにも、今後の財源についてもっともっと議論して欲しいところではあります。

年金受給資格期間短縮に関して

年金を受け取るために必要だった納付期間が25年から10年に短縮されましたね。

確かにこうすれば年金回収率は増加するだろうし、新たに年金を貰えるようになって助かる層も出てくると思うので一見良策に見えます。

しかしこの制度の導入によって、本当に社会全体が「得」するのかどうかに関しては、我々国民には全く見当がつかないのでその点については何とも言えないですね。年金回収率がどれくらい上がるのかわからないし、どれくらい年金回収率が上がれば年金事情が改善されるのかも不透明・・・。

また、年金が貰える最低納付期間を10年と設定したことで、「10年払えば年金が貰えるんだ!」と思い込んでしまう人が出てきそうなのも少々不安です。

10年払った場合の年金支給額が確か16000円前後、とどこかで見たような気がするのですが、もしこれが本当だとしたらこれではとても生活できそうにないので、この辺の制度や決まりもしっかりと国民側に認知されるようにしてもらいたいところです。

そうすれば年金回収率はもっと上がりそうです。

年金受給資格期間短縮について思うこと

みなさんの中にも年金受給資格期間短縮に関心があるという人は多いと思います。

なぜならこれまで年金受給資格期間というのは最低でも25年が必要だったのですがこれから先は10年あれば年金の受給が可能になるからです。確かにこれだけ聞くとすごく良い事のように思えます。これで無年金者が大幅に減って良い事だと言う人もいるかと思います。ですが、これはそう単純な話ではないです。

なぜなら、国がわざわざ受給資格期間の短縮をしてきたというからには何か狙いがあっての事に決まっているからです。

では、その狙いは何かというと今後年金受給者は生活保護を受けられないようにする布石とも取れるからです。

年金を受けている以上生活保護は受けられないという事にして国の負担を減らそうとしているのが透けて見えます。ですから受給資格期間がギリギリの人はかなり辛い時代が来るように思います。

真面目に納めた人が納得するのでしょうか

年金受給資格期間が短縮され、新たに年金を受け取れる方が増えましたが、その財源はどこから来ているのか、とまず思いました。安倍首相は「無年金者問題の解決のため」と言っていますが、真面目に年金を納めてこなかったのだから、自業自得ではないかと感じます。

10年間納めた人と25年以上納めた人の年金の額はどれほど違うのでしょうか。

大して差がなければ、きちんと納めてきた人が納得できないと思います。真面目にちゃんと納めてきた人が今より多くの年金を受け取れるようにする方が良いです。それならもっと年金を納めようという若者も増えるでしょう。

今のように生活保護の方が年金より良い社会ではなく、きちんと年金を納めたら老後は年金だけで不自由なく暮らしていける社会にして欲しいです。

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