新国立競技場の見直しを安倍首相が表明|今から変更して間に合うの?

安倍晋三首相は問題となっていた新国立競技場の建設計画見直しを正式に表明しました。

これは嬉しいNEWSとなりましたね。

この問題は当初1300億円という工事費をかけて行うはずだった新国立競技場の設立が、フタを開けてみると倍近くの2520億円の総工費が掛かってしまうことが判明したものです。

そのまま進めるのかと思われましたが、国民からの強い反発があり安倍首相が見直しを正式に表明しました。

新国立競技場問題を白紙に

安倍首相が白紙にすることを表明しました。

こちらは東京五輪組織委員会会長を務める森喜朗元首相との会談した後に、記者団に向かって「現在の計画を白紙に戻す。ゼロベースで見直す」と発言しました。

この計画見直しの理由は強い反発です。

文科省や東京都などには、金額が表に出てからというもの、反対する住民らからクレームの電話が相次いだようです。その電話は業務に支障がでるほどほどのもので、計画を変更せざるを得なかったという言い方が正しいでしょう。

総工費を大幅に上げてしまった要因は2本の巨大なアーチです。このアーチに反対する方々の意見が強かったのですが、文部省はある理由でこのまま推し進めようと考えていました。

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その”ある理由”についてなのですが、これは日時という日程ですね。

現行計画の工期は2015年10月から2019年5月までとなっていました。

見直しというのは素直に嬉しいのですが、ここでひとつ問題点が出てきたように感じることができますね。それは”今から変更して間に合うのか”というものです。

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今から変更して間に合うの?

見直しということは、これから変更していくということです。

2020年に開催される五輪なのですが、間に合うのでしょうか。

当初の計画では「2015年10月から2019年5月」だったので楽に間に合うことはわかりますが、ここからプランを計画していけば着工が遅れることは誰でもわかりますね。

変更について安倍首相のコメント

「この問題、そしてまた国際社会との関係、オリンピック・パラリンピック開催までに工事を終えることができるかどうか、またラグビーワールドカップの開催までには間に合わなくなる可能性が高いという課題もあった。本日、東京オリンピック・パラリンピックの開催までに間違いなく完成することができる、そう確信したので決断した。しかしラグビーワールドカップには間に合わない。会場として使うことはできないが、今後とも、ラグビーワールドカップに国としてしっかりと支援していくその考えに変わりはない」

このようなコメントをしています。

オリンピックには間に合うけど、ラグビーW杯には間に合わないということですね。

ラグビーファンには残念な話題となりましたが、あのままバッシングを受けつつ多額の総工費を使用するよりはマシという声が多数です。

日数についてですが、設計や諸手続きで最短でも19カ月を要するとのことで、変更するのならすぐに手を付けなければいけない問題となります。

 

ねねねの一言

ラグビーは残念でしたが、個人的にはこれで正しいと思いました。

さすがに倍近くの総工費は論外ではないでしょうか。オリンピックには間に合うと自信を覗かせているのでその点は大丈夫でしょうかね。もし間に合わなかったら世界中からバッシングものでしょうから。

ただ、急ぎすぎて強度や計画に問題が出ないようにしてほしいところです。

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コメント

  1. 競技場であれば、競技施設としての機能性・安全性・収容性が第一であって、外観の審美性はあくまで副次的なものであるべきだと考えます。機能主義(モダニズム)の先駆者ル・コルビュジェは「住宅は住むための機械である。」と言いましたが、脱構造主義(ポストモダニズム)の旗手ザハ氏にとっては「住むため」が副次的なものかもしれません。

    1970年の日本万国博覧会(大阪千里)のシンボルゾーンで、当時の機能主義(モダニズム)の旗手であり後のプリツカー受賞者でもある建築家・丹下健三氏が先に設計したトラスの大屋根に、芸術家の岡本太郎氏があとから<太陽の塔>の為に大穴を開けさせた話がありますが、あの時代を懐かしく思い返します。大屋根があったからこそ人々がその下に集えた(ゾーン)わけですし、<太陽の塔>があったからこそ時代の象徴(シンボル)となったわけです。岡本太郎氏に屋根を期待することが馬鹿げているように、ザハ氏にトラックを期待すること自体、元々間違っていたのかもしれません。

    都倉俊一氏(日本音楽著作権協会 JASRAC会長)は「(ザハ案は)世界のアーティストが憧れる有数のコンサート会場になることは明らか。(開閉式)屋根はマストだ。将来の採算のためにも中途半端でないものを造ってほしい」などと言っていますが、スポーツ・アスリートを踏み台にして音楽興業の将来を語る姿に、有森裕子さんが悔し涙したのかもしれません。過去のレガシーにないコンサートなど多目的用途はスポーツの殿堂には相応しくないばかりか、その用途の為に可動式の屋根をつけたり防音・空調設備を施したりすることは、捨根注枝に他ならないでしょう。

    この際、そのような枝はバッサリと掃って、根に水を注ぐべきでしょう。その根はまだ生きているようです。つまり、取り壊した旧国立競技場については、全ての設計図・仕様書が保存されているそうです。数千本の杭も敷地にそのまま残されています。

    ゼロベースではなく、過去のレガシーを用いて最新の建築技術・素材で再生する手立てもあります。耐震性や国際競技施設としての要件はハイブリッドすれば良いでしょう。杭の多くも抜くことなく再利用できるかもしれません。また、周囲との景観についても過去との継続性を保つことができます。1964年の東京オリンピックの聖火台も居場所を取り戻せます。このようなモッタイナイの精神の具現が、国際社会への日本らしいアピールの仕方ではないでしょうか?東京の大空に56年前と同じくブルーインパルスが五輪のマークを描いて、56年前と同じく聖火台にランナーが駆け上がっておごそかに火を点し、そして立ち退きを要求されている都営霞ヶ関アパートの年老いた住人たちに、同じ場所で大空の五輪のマークを見せてあげたいものです。

    過去と現在・未来が団円となり、よほどドラマだと思いますが。

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