日本と反捕鯨団体「シーシェパード」が和解へ|これで問題が完全に終結したの?

日本が長年苦しめられてきた問題があります。

それが捕鯨問題です。

その中でも日本の捕鯨に対して過剰に敵対行動をしていた「シーシェパード」という名前は聞き覚えのある方も多いことでしょう。しかし、この度そのシーシェパードと日本が和解という運びになりました。

まあ、どこまで守られるのかは不明ですが(苦笑)

日本と反捕鯨団体「シーシェパード」が和解へ

さてさて、この和解についてみていきましょう。

南極海で調査捕鯨を行っている日本鯨類研究所と共同船舶は、調査捕鯨船団に対する妨害行為をめぐり、米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」との間で和解が成立したと発表しました。

この和解は「日本側が一定の和解金を支払う代わりに、シー・シェパードが永久的に妨害行為を行わない」との内容です。

これにて2011年に始まった捕鯨妨害に関する両者間の訴訟は終結となります。

そして、日本鯨類研究所と共同船舶は海上の安全確保のために永久的な妨害差し止め命令をするよう、ワシントン州連邦地方裁判所に申し立てました。

両者が和解したのは8月の頭のことで、日本側は過去の法廷闘争で法廷侮辱罪の賠償金として支払われた約3億円の一部を和解金に充てるということになります。今回支払う和解金については、捕鯨調査船に対してだけでなく、世界中での他の妨害活動にも使用してはならないとの条件を課します。

ざっくりまとめると「日本は和解するためにお金を払い、シーシェパートはその和解金で納得したので今後は妨害しない」といった内容になっています。

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問題は完全に終結したの?

さて、ここで気にしたいのが「実際のところ」です。

あれほど過激に妨害をしていた組織ですが、これでホントに終わるのでしょうか?

実はそれは早計というものです。今回の和解合意では、シー・シェパードによる攻撃が永久に禁止されるほか、公海上で調査船に近づくことが禁止されています。

ただし、今回はアメリカで行った裁判のため、オーストラリアなどアメリカ以外の団体の妨害は禁止できないことになっています。

これはもう大きな抜け道となるでしょう。

アメリカ国外の妨害に関しては構わないということなので、そちらのほうで狙われてしまったら今回の合意は無意味なものとなってしまいます。

また、シーシェパードという団体と和解したところで別の団体を作られてしまう可能性も考慮したいです。新しく作った反捕鯨の別団体はどことも和解などしていないし、シーシェパードと同様の妨害活動を始めてしまうことも考えられます。要するに日本は和解金を払っただけで、その払った和解金は闇に消えてしまうという最悪のシナリオまで考えられます。

日本はどうも相手を信じすぎるところがあるので……

不安ですね。

これで完全に和解ができたのかといえば決してそうではないと思います。

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