生前退位の問題点と争点について

生前退位の問題が取りざたされています。

この問題に関することについてですが、意見が割れていますね。生前退位に賛成する人と、反対する人がいます。そもそも争点はどこにあるのでしょうか。

今回は問題に詳しいという方に意見をうかがいました。

生前退位の問題点と争点について

現在の日本国憲法の第1条には「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は主権の存する日本国民の総意に基く」とあります。

この文意からすると、生前退位の主張をされている天皇陛下ご本人が言われている主張には、日本国民の総意が認められないので、国事行為としての適法性が認められない以上、一見すると、憲法違反であるというのが文理解釈上からの問題性のあり方にも思えます。

しかし、同法の第2条には「皇位は世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承をする」とあります。

そして今度は皇室典範の法規定を見てみると、同法の第1条から4条の規定を見ても、現天皇陛下ご本人による生前退位に関しての違法性を窺うような規定や条文などは存在したりしてはいません。恐らくこの皇室典範においての規定のあり方というものを根拠にしたりして、天皇陛下はこの間の8月8日月曜日の夕方に声明の発表をされたような感じがあります。

そしてこの点を考えても、現在の皇室典範上に何ら違法性を窺わせるような規定や条文とかもなく、現行憲法上の条文規定にも生前退位の禁止規定などがない点を考えると、陛下による主張声明自体は違法性や憲法違反などは無いような感じがします。

ところが、一部の保守色が強い各メディアなどは、このような明仁天皇陛下ご自身による主張自体は明らかに日本国民総意の意思を無視している感があり、憲法違反の可能性があり天皇陛下ご自身による生前退位の主張はどうしても認められないなどといった見解を示していたりするところなども存在したりしています。

しかし、このような一部保守系メディアによる生前退位を違法・違憲とする主張は本当に正しいといえるでしょうか。

というのも、これはあくまで現在の天皇陛下ご自身での場合の公務の状況についてですが、その他の国王や皇帝クラスの人々などよりも、我が国の陛下ご自身による公務の年間回数が異常に多いという実態がわかりました。

例えば、現スペイン国王の他国訪問回数が2014年度で約20数回程度であったのに対し、我が国日本の陛下による訪問回数は同年度でなんと、約60数回にも及んでいる事がわかりました。それに国内での公務による訪問活動などが加わると合計で年間140数回にも亘る多さになりますので、これだけでも陛下お1人でなされたりする事は、大変な心労面においての負担が有り得るものと考えます。

そうした陛下ご自身の事を考えずに、生前退位そのものの違法性や違憲性を一方的に主張をしたりする一部のメディアによる主張は、やはり問題があるものと考えられる余地があります。

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