英国(イギリス)がEUを離脱した理由について

英国(イギリス)がEUを離脱した余波が収まりませんね。

世界中がこの事件というか、騒動に注目をしています。

さて、ここでポイントとして挙げたいのは「離脱した理由」です。どうして過半数を獲得して離脱となったのでしょうか。その理由についてみていきたいと思います。

英国(イギリス)がEUを離脱した理由について

説明する前に前提として。

そもそも、EUの中でもイギリスは特別な立ち位置でした。イギリスはEU加盟国でありながらユーロ圏に加わらず、独自通貨であるポンドを維持していました。さらにヨーロッパの国境を廃止し、行き来を自由化するシェンゲン協定にも加盟していないという状況です。参加していたといっても一歩引いた立ち位置だったという表現が正しいでしょう。

こうなった理由ですが、イギリスは国家としての独立を重視していたからです。

そう、この「国家の独立」が結果としてとても重要な要素となります。

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離脱理由1、経済格差

日本からするとEUという組織は充実した組織に見えます。

しかし、EUは加盟国の間の経済格差が凄いです。

具体的には「お金を出す国」と「お金をもらう国」の二つに分かれています。この格差がとても激しく、EUという組織は二つがはっきりと分かれています。

以前にギリシャが経済破綻の危機を迎えたという出来事がありましたね。大きな騒ぎになったのでご存じの方も多いでしょう。イギリスは特別貧乏ではないので、お金を出す側です。しかも見返りは少なく、留まる意味があまりなかったと言えます。

脱退理由2、移民問題

これが最も大きな問題であり、最大の理由となります。

EUにはルールがあり「EU域内の国籍を持った人ならどの加盟国で暮らしてもいい、ビザも不要」という独自の決まり事があります。これがイギリスにとって最大の障害でした。

移民がイギリスに入ってくるという問題です。

EU全体を悩ませる問題となっている移民問題ですが、これはざっくりいえば「貧乏な国の人たちが、裕福な国にやってくる」というものでした。イギリスには一年に約20万人もの人がEUから来るようになりました。EU以外からの移民も合わせると、一年に30万人もの移民が来るようになりました。

これは大問題ですね。

突然の人口増加は様々な場所に無理をかけます。

バスなどの移動手段では常に混雑します。国立病院では治療費が無料なので予算が決まっており、治療すればするほど予算が減ります。無職の人が移民としてやってきて、物乞いをするというケースもイギリスでは目立ってきています。

脱退理由3、キャメロン首相が残留派だから

これは脱退理由というよりは、選挙の結果に関係することです。

この離脱を受けて辞任を発表したキャメロン首相。

キャメロン首相は「残留派」でした。

そして、キャメロン首相には前にスキャンダルがありました。元々EUの残留派との戦いでしたが、このスキャンダルが大きく響きました。選挙に行く理由は人それぞれですが、こういったアンチを生むスキャンダルも結果に響いたでしょう。

実際問題のところ、残留と離脱は最終的には「離脱51%」と接戦でした。

キャメロン首相が推すほうに投票したくないという心理が働いた結果として、1%以上の投票になった可能性も捨てきれないでしょう。

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