講談社が一迅社を買収|出版業界の不況を打破できるか?

出版業界に大きな動きです。

週刊少年マガジンなどでお馴染みの講談社は10月14日に一迅社の全株式を取得し、完全子会社化すると発表しました。

ちなみに一迅社はコミックや若年層向けのマンガが強く「ライトノベル・マンガ」などに力を入れている出版社です。同社の人気タイトルは何度もアニメ化されています。

この買収劇は驚きでしたね。

講談社が一迅社を買収

10月14日、講談社が同業の一迅社の全株式を取得しました。

これによって完全子会社化され、講談社が買収した形で合体するということですね。とはいえ一迅社でこれまで出ていたものが無くなるわけではなく、あくまでも子会社化されただけです。

一迅社は1992年に設立された出版社で、アニメ化されたタイトル「最遊記RELOAD BLAST」や「ゆるゆり」、さらには「ヲタクに恋は難しい」など人気コミックや、ライトノベルを発行しています。特に若い層には人気が高く、よくCMもしていたので有名な出版社といえるでしょう。

2016年7月期の売上高は44億円で、コミック誌4誌、隔月刊誌2誌を抱えています。

しかしこの買収は個人的に凄い注目ですね。

というのも、ご存じの方は多いでしょうが一迅社は王道作品が少ない出版社です。変化球のような作品を扱っている出版社なので、王道的な作品が多い講談社がどのように扱うのか楽しみですね。うまく行けばとてつもない相乗効果が期待できるのではないでしょうか。

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出版不況の昨今

出版業界では不況が叫ばれています。

実は10月14日には別の動きもありました。

KADOKAWAの漫画雑誌「月刊コミックビーム」が、公式サイトで「緊急事態宣言」を出しています。あまり売れていないことから漫画雑誌の存続がまずいという発表がありました。対策として月額1980円のプレミアムサービス「読もう! コミックビーム」を10月1日からスタートしました。

雑誌だけでなく、そもそも本全体の売り上げが低迷しているという背景があります。

理由は間違いなくスマホの普及でしょう。

電子書籍の存在に、これまで移動中などは本を読みふけっていた層がスマホに夢中ということが挙げられますね。個人的にもちょっとした暇つぶしをスマホに頼ることが多くなり、紙媒体の本を読む機会がすくなくなりました。

出版社のコメントを見ていると電子書籍は利益が小さいようで、紙媒体を売りたいという気持ちがみてとれます。しかし利用者からしてみると紙媒体は場所も取るので、電子書籍がいいという意見も増加傾向にあるようですね。実際に電子書籍の分野は成長していますし。

今回の買収合併がひとつの転機となるのでしょうか。

注目していきたいポイントですね。

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