韓国に広がるニート問題|世界中でニートの割合が深刻に

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若者でありながら職につかず、学校教育や職業訓練を受けていない職につくる気もない人々。

日本で広がりつつあるニートですが、実は国内だけの問題ではなく海外でも広く問題視されています。特に最近ではお隣の韓国でニート問題が深刻です。経済協力開発機構の33カ国のうち3番目に高いことが分かりました。

このニート問題は世界中でも深刻で、多くの国で問題となっています。

韓国に広がるニート問題

韓国といえば受験戦争などで有名ですが、実は水面下で”高学歴ニート”が広がっています。

この高学歴ニートは日本でも騒ぎになっています。名門大学を卒業しても就職意欲がでず、働かないという青年が多くいます。韓国でも同様の現象が起こり、さらに日本よりも拡大している状況です。

ニートが拡大している理由はいくつもあります。

韓国でこの問題が広がっている最大の理由は”働き方の自由化”が挙げられます。

韓国の大学進学率は他の国に比べて高い方ですが、非正規雇用など雇用条件が悪い働き口が増えるにつれ、青年たちの求職意欲が薄れているという分析が出ています。韓国の大学進学率は1990年代には40%前後とそれなりの数字でしたが、2000年代半ば以降は80%前後を維持しています。この驚異的な数字は教育水準の高さの表れでしょう。

しかし、その高い教育水準にアダとなりました。

いい大学を卒業したことで、当然いい仕事に就きたいと考える若者が増えました。ただ、現実はそう甘いものではなく、理想とする仕事条件がなく落胆するケースが増えていきました。現実と理想のギャップで仕事に対して諦観を持つようになり、ニートの拡大につながったと考えられます。

OECDも「韓国は非正規労働者の割合が高く、ニートの割合が相対的に高い」とし「若者の失業率が他の国に比べて低いが、2012年末以降、徐々に増加傾向にあることは、韓国の労働市場が直面している課題」だと指摘しています。

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世界のニート事情

世界中のニートがどれだけいるかご存じでしょうか?

深刻な問題と取り上げられている日本ですが、実は世界的にみればそれほど深刻な問題ではなかったりします。とはいえ楽観できる問題じゃないのも確かですが。

※2010年のデータです※

1位…トルコ(36.6%)

2位…イスラエル(27.4%)

3位…メキシコ(24.4%)

4位…スペイン(23.7%)

5位…イタリア(23.0%)

6位…アイルランド(21.0%)

7位…韓国(19.2%)

8位…エストニア(19.1%)

9位…ハンガリー(18.9%)

10位…スロバキア(18.8%)

このようになっています。

日本は9.9%の30位でした。

韓国では若者の5人に1人がニートということがわかり、この数字は年々上昇しています。日本も他人事と思うことはなく、しっかりと対応していきたい問題ですね。特に日本は今後超高齢化社会になるので、若者の働きはそのまま国の存続に直結します。

政府には事態を重く見て、なにかしらの対応を求めたいところです。

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