2033年問題をわかりやすく説明します|葬儀に六曜ってどうして関係あるの?

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昨今話題の2033年問題。

名前を聞くことは多くても、具体的にどういった問題があるのかご存じでしょうか?

2033年はまだまだ先のことですが、すでに2016年になったので今を生きている私たちにとって決して他人事ではない問題といっていいでしょう。

2033年問題とは?

2033年問題を語る前に、天保歴について説明します。

天保15年(1844年)に制定された日本の旧暦のことです。

・太陽の運行によって二十四節気の配置をきめている。

・冬至を11月、春分を2月、夏至を5月、秋分を8月とし、中気(冬至や夏至などのこと)をふくまない月を閏月とするが、必ずではない。

・新月と新月の間を一か月とする。

これらのルールが、天保歴です。

西暦2033年の秋から2034年の春の期間、天保歴の不具合が生じます。これは制定されてからはじめてのことで、この不具合のことを「2033年問題」または「旧暦2033年問題」と言っています。

決められた月名が出てくることになったり、閏月がきめられなかったり、さらに問題なのは9月か10月がなくなることです。簡単に言うと、2033年には、9月の次が11月となってしまう恐れがあるのです。

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2033年問題の大きな問題点について

旧暦が決められないということは、六曜が決められないということです。

旧暦をもとに「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」をわりあてるからです。

『結婚式には大安がよい』『葬式は友引をさける』というように、現代の日本の習慣に根づいています。

つまり、身近な問題として六曜が決められないということは冠婚葬祭に影響を与え、混乱もおきるということです。「大安に結婚式を挙げた方が縁起が良かったのに」というような問題だけではすまないのが、葬儀に携わる人たちです。

天保歴のはじめての異常で、もっとも大打撃、混乱をまねくと予想されている業種は”寺院・葬儀業・火葬場”です。

『友を引く』といったように、友引で葬儀を行うことは嫌厭されていますし、その日には葬儀は行いません。よって、寺院関係者では、友引の日には、葬儀はないということでこの日を休みとしています。いつ人が亡くなるかわからない葬儀に携わる人たちにとって、友引は大切な休日なのです。

ただ、休日が決められないというだけですまないのが火葬場の人たちです。

火葬場も、この友引を定休としているところが大半です。

定休日が定められないということは、多くの火葬場が、火葬炉のメンテナンスをする時間がとれないということになります。定休日イコール火葬炉のメンテナンス日にしているという火葬場は多いのです。また、2033年は団塊の世代が80代後半になり、葬儀がふえることが予想されます。火葬にはかなりの高温が必要となり、メンテナンスを怠れば熱疲労で火葬炉が劣化し、事故につながることも予測されます。

故人を偲ぶその場所で、さらに悲しい事故が起きる事態は阻止しなければなりません。

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