TPP交渉に参加することに賛成か反対か意見を聞いてみた|反対派の意見編

前回の記事の続きです。

日本が迫られているTPP交渉ですね。このTPPに関して10人の方に意見をうかがいました。このTPP交渉に「賛成か、反対か」です。賛成と反対の内訳ですが「賛成4人、中立3人、反対3人」でした。

今回は”中立&反対”の意見を紹介します。

反対意見について

TPP交渉に反対の方の意見についてです。

反対と答えた3人の理由についてみていきましょう。

TPPは貿易だけの話ではなかった

TPPといえばニュースでも頻繁に聞く言葉です。ニュースではTPP加盟国同士では貿易する時の関税がなくなって取引しやすくなり、一方で国内の農業にダメージがあるなんて説明がされています。実際にこれらは間違っていないですし、TPPの一面であることは間違いですね。

しかし、見落としがちなのは知的財産についてです。

知的財産なんて聞くと難しいそうな話に思えるかもしれませんが、身近なもので漫画やアニメといったものも含まれます。当然これらは日本が世界トップ水準です。では、TPP加入すると日本のアニメはどうなるのかという点について疑問が出てくると思います。

現時点で確かな事は言えませんが、著作権について非親告罪化される可能性がとても高いのです。

著作権利者の意向に関係なく取締ができてしまうということは日本の漫画やアニメの文化にとっては大打撃なのです。オタク市場はとても大きく世界に向けて発信できる重要な国の財産でもあります。実際行われる貿易だけでなく知的財産についても考えていくことが大切です。

自分の食べるものを他人任せにしないために

TPPに加盟に関し、もっとも懸念されているのは農産品の輸入拡大です。

このため、日本の農業従事者からの強い反発を招いています。なかには、日本のすぐれた農作物が海外へ販路を広げられるので、これをビジネスチャンスと見る向きもあります。

しかし、自分で食べるものを他人任せとし、自分で作ったものを他国の人に売るというの本末転倒です。

地産地消などと言いながら、外国の食品を多く輸入し、他国のために農作物を作るのは矛盾しています。品質も安全性も高い日本の農産品を外国に売るのはまだよいとして、その日本ほど安全性の高くない外国食品を日本人が食べるというのも不可解です。

港湾や空港での食物検疫の係官も数も不足していると聞きますので、食の安全性が叫ばれている昨今、TPPにより国内農家がこれ以上ダメージを受けることには反対です。

TPPですべてがよくなるわけではない

非常に難しいですが、どちらかといえば反対の立場でしょうかね。

TPPの交渉が今でも続いています。

一般市民として、このTPPがどう転んでも日本にとってすべてが都合のいい内容に転がるとは思ってもいません。かといって、甘利経済産業大臣があらゆる国内の利得や権益にとらわれて交渉に臨んでもらいたくないというのが本音です。すべてにおいて100点はないというのであれば、将来的にプラスになるような事項であれば、一時的には厳しい業界が出たとしてもグローバルで正しい仕組みに持っていくべきだと思うからです。

しかし、忘れちゃいけないのがTPPで動くのは農業だけではないことです。

日本が誇るアニメ文化も非親告罪化でダメージを受ける可能性があります。同人誌は元々グレーなところですが、コミケにも影響がでると言われているTPPなのでそこは不安です。アニメ&オタク文化は日本を世界にアピールできる文化なので、そこにメスが入るのはちょっと反対ですかね。

スポンサードリンク

中立意見について

続いては中立の意見です。

今回は中立の意見が結構目立ちました。それだけ難しい問題ということでしょうか。

各国の思惑とTPP交渉

TPPについて、日本は米を中心とした農業の保護を、諸外国はそれぞれの事情で自国の輸出入に関しての保護を目的で交渉を行っています。

アメリカにおいても大統領に一任する案ですら、問題になるくらいです。このような交渉は、思惑と自国有利のため以外にはないと思います。消費者としては、何が一番生活が便利で安価になっていくかが問題であると思いますが、自国内の産業への影響も気にしなければなりません。

自国内の産業についての問題については、国会などで紹介や説明されますが、産業と生活の両面からどうなるのかを今一つ説明されていないので理解しづらい面があります。

家計の支出面では良くても、収入面で影響はあってほしくないというのが当たり前であると思います。

TPPはメリットがあるの?

TPPの交渉も大詰めになり、後は決定を待つだけになっているかのような状況ですが、お互いの状況で交渉というより自国の調整が難しい状況でもあります。

日本はTPPに対しての準備が遅れるているような気がします。

外国からの安い農作物が入ってくる事に対しても反対するだけでなく、政府もいろいろな提案やサポートを明確にすればメリットは説明できる思います。勿論メリットがたくさんある訳ではないです。逆にデメリットの方が多いかもしれないです。

安い農作物が入ってくるのは消費者にとってはメリットのなのかもしれませんが、国際的な安全基準が決まらない中ですんなりイエスというのは問題だと思います。もっと強い立場で交渉の席について欲しいとも思います。車も日本の武器なのに全く生かされる事を許されない状況にあります。

日本が海外との競争にさらされる中、国を挙げての協力体制で挑めばTPPのメリットのある判断となるのではないでしょうかね。

日本の交渉力に期待しています

TPPの交渉が思った以上に長引いています。

わたしは交渉においては甘利経済産業大臣の粘り強い交渉力は大したものではないかと客観的に感じています。正直、アメリカの思い通りにされるのもどうかと思いますが日本の産業、特に農林水産業がグローバルに変革するにあたってのチャンスにもなると逆に考えることができるのです。

テレビやインターネットなどで関税がなくなることで海外からの農産物が入ってくることの脅威を感じながらも、自分たちのつくったものをいかに海外やグローバルで知ってもらい、試してもらうかという取り組みも新たなに始まっているというニュースを見たことがあります。

日本全体がこうした風潮にならない限り、難しい問題です。賛成反対については今のところどうにも言えないですね。

スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 第89回選抜高等学校野球大会の行進曲が発表されました。 発表されたのは星野源氏の『恋』となりま…
  2. 大注目のアメリカ大統領選。 共和党のドナルド・トランプ候補が当選を確実にしたとAP通信が報じま…
  3. AKB48グループを手がける秋元康氏が、新たなアイドルグループをプロデュースすることがわかりました。…
  4. サムスンが大苦戦しています。 韓国サムスン電子は、リコールが発生している新型スマートフォン「ギ…
  5. 2016年も残暑が厳しくなっています。 群馬県では2016年の夏、日中の最高気温が35度を超え…
ページ上部へ戻る